この無線機は、全20と40メーター帯をカバーし、オプションで80/30メーター帯も使用できます。VFOはDDS(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ)ICを使用しているため、短波帯周辺で周波数を合わせることが可能です。また、可変帯域幅のクリスタルフィルターを採用しているため、CWばかりでなくSSBやAMの受信も可能です。これは、クロスモードでの交信やAM放送局の受信を容易にします。

KX1内部に6個の電池パックを搭載しており、2本の留めネジを外すだけで簡単に交換できます。電池での出力は1~2Wです。外部12V電源は約4Wまで出力を増加させることができます。受信モードで電力消費量(平均34mA)を低く抑えたことで、内臓電池の寿命を通常の使用で20時間以上にもすることが可能になりました。

KX1は、高性能の3桁LED表示を使用しており、全電力消費量にわずか1~2mAを流しただけで通常の明るさになります。画面の明るさと、最後のキーを押してからオフになる時間を自分で設定できます。CWフイードバック機能が有効になっていれば、画面表示なしで操作が可能です。聞き取りでVFO周波数や他の情報の読出しが可能です。

追加機能には、周波数の記憶、三段階のVFO同調ステップ、RITとS-メーターの表示があります。内蔵の電鍵では、アイアンビッをAとBモードを、または2つのメッセージ・メモリーを提供します。緊急の場合には、2つのフロントパネルのスイッチを電鍵パドルまたは手動のキーとして使用できます。


KX1は初めて無線機を製作する人に向いています。基本ユニットは1つのプリント回路基板から成り、部品数もK1より少なくなっています。 表面実装する部品は3つありますが、初めから基板に取り付けてあります。それ以外の部品は通常実装の部品なので製作は従来のキットを変わりません。