JTDXのリグコントロールエラー
JTDXでリグコントロールエラーがごくまれに発生。
(20-30交信すると出る時とそれ以上出ない時もある)
症状
IC-7610は、メインバンドとサブを交互に表示が点滅する時がある。
送信の瞬間に数KHzを何度か周波数がシフト
(通常のシフトとは明らかに異常)
元のQRG(周波数)に戻らず手動で直さなければならない。
IC-PW1は、なぜかバンドチェンジをすることもある。
考えられる場所へのワンタッチコア等の対策も実施済み。
コアを両端に挿入した2重シールドのUSBケーブルに交換。
現状の解決策
JTDXの設定
無線機のタブ→スプリット操作→「fake it」を「リグ」に変更
無線機タブ→機種選択の右側、ポーリング間隔を 2s 5sにする。
5sにするのは、IC-7610のメインバンド、サブバンドが交互に点滅するのを防止できたので。
IC-7300だけなら、1sか2sで良さそう。
IC-7610本体のスプリット機能を使う。(PCソフト設定だけでスプリットになる)
1、「fake it」だと送信と同時にリグコントロール動作が送信と周波数シフトを同時に行う。
2、「リグ」だと送信周波数と受信周波数はIC-7610本体に事前にコントロールされている。
2の方が送信とシフトを同時に行われない為かリグコントロールエラーが全く発生しなくなった。
IC-7300も同じ症状だったが、同様に改善しました。
この件では、メーカーさんに相談し色々なアドバイスをいただいていたので解決した旨を報告。
担当者さんの話ではリグコントロールが始まると無線機はPCのソフトに支配される。PCが絶対となる。
PC側からスプリット動作してくださいとなるのに対して、「リグ」にすることで無線機側の設定に任せるということになるとのこと。
この設定の後はどんなに運用しても1回もリグコントロールエラーが7610、7300ともに出なくなった。
| 固定リンク