ICOMのリグでAH-4のチューニングをする場合は、単純に接続してTUNEを押すだけ。
最近になりMFJのATUがお蔵入りになっていて使わなければ経年劣化で使えなくなると思い再使用を決めた。
以前は、リグのATUコネクタに自作のコネクタを接続しリグのTUNEボタンでキャリアを出していた。
欠点はコネクタに内蔵した簡単な回路と電解コンデンサの容量で送出時間が固定なこと。
ネットで新たな方法を発見。
リグのATUコネクタから簡単な回路とそこから取り出した配線にスイッチを付けそれを押している間だけキャリアが出る。
しかも、全て手持ちの部品だけで出来る簡単な構造。
早速作ってみた。
1,IC-705用
右側面TUNEに接続。
2,その後にIC-7610等の4ピン用を用意。
3,そして、IC-705を購入した時に作ったAH-4接続コード。
作ってから気が付いたのがIC-705用は、2+3のコードで代用できるってこと。
そして動作確認、IC-705、IC-7610ともにボタンを押している間だけキャリアが出る。
ただ。残念なのがIC-705。
SWRが悪いと1W程度しか出ない。ダミーだと10W。
急いで「瞬間ダミーロード」を用意。
47Ωだと10W
100Ωで10W
150Ωで4.5W
470Ωで1W少々
ということでIC-705、10W機でMFJのTUNEは無理らしい。
ファイナルの負荷を考えたのか?10WのAH-4対応機はどうなっているんだろう?
AH-4自体は2W位でTUNEとれるから問題ないのかも。
IC-7610でTUNEしてアンテナを切り替えるしかないのかな?
無理せず、IC-705はAH-4を使うってことで決まりです。